INDONESIAN WEEKギャラリー前半展示が終了しました。

↑ 早川純子さん(中央)と、イベントスタッフ

今月16日から始まったINDONESIAN WEEK @Cafe Slow。

版画家・絵本作家の早川純子さんにご協力いただいた前半展示

「絵本で出会ったインドネシアの人形芝居」 ~遠い国だけど、どこかなつかしい~

は、連日たくさんのお客様にご来場いただき、盛況のうちに終了することができました。

インドネシアにご縁のあった方も、初めて知る方も、インドネシアの影絵人形「ワヤン」や、それにインスピレーションを受けて早川さんがお作りになったヘロヘロ人形、そしてワヤンの絵本「スマントリとスコスロノ」の原画を通して、インドネシアの魅力に触れていただけたのではないでしょうか。

ひょうきんな表情を浮かべる可愛らしいヘロヘロ人形がお出迎えし、部屋の奥には、迫力満点の魔王「ラウォノ」の原画がどどんと、腰を据えていました。

↑ 魔王「ラウォノ」の原画の前で、早川さん(右)の解説をじっくりと聞くお客さん


残念ながら「スマントリとスコスロノ」は現在休販中ですが、今年、早川さんの挿絵で、日本語の面白さや豊さを感じられる絵本「こんとごん」(福音館書店)が発売されました。ぜひ、お近くの書店で探してみてください。


それでは最後に、ギャラリーに在廊したスタッフ2人の感想を通して、皆様にもイベントの様子をお伝えできればと思います。


ウィンドーに飾ってあったヘロヘロ人形に惹きつけられていらっしゃったお客様が多かったですね。不思議な生き物が飾ってあるなーと思われたのではないでしょうか。入ってすぐ、ヘロヘロ人形にインスピレーションを与えた早川さん所有のワヤン本体が飾ってあって、それを触って、思ったよりしっかりしているということ、それが水牛の皮で作られていること、そして実際に影を映してみて、きちんとその模様が浮き出ていることに驚かれていらっしゃったのが印象的でした。
途中、小さなお客様もいらしてくださって、ワヤン人形もちょっと触ってくれていました。でも、早川さんがこの展示のためにご友人から借り受けたオランウータン人形のほうがえらく気に入ったようで、早川さんがちょっと悔しがってらっしゃったのがとても面白かったです。

早川さん、Terima kasih banyak!!

(柿沼真奈)

↑ 本物の水牛の皮でできたワヤン人形

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インドネシアに興味を持ってもらう入り口部分を提供したいね、で始まった展示会。実際に、色々な方にギャラリー展示を楽しんでいただけました。
影に映し出されるワヤンの美しさに魅了され、ワヤン劇を是非、観に行きたいと言ってくださった方。早川さんのインドネシア旅写真を眺め、自分自身もインドネシアへの渡航が可能になったら肌でインドネシア人の温かさ、賑やかな雰囲気を味わってみたいとワクワクしていた方。少しでも多くの人にインドネシアの魅力を伝えることができた展示会だったのではないかと感じています。
このような形でこのイベントを一緒に盛り上げてくださった早川純子さん、本当にありがとうございました!Terima kasih banyak♥️

(中居美樹)

↑イベント前日の準備中、すでに興味津々のお客様がギャラリーを覗いていかれました。



INDONESIAN WEEK後半のギャラリーは、インドネシアの布文化がテーマの特設展示になります。
伝統的なろうけつ染の布「バティック」や、織物「イカット」などのコレクションをご覧いただけるほか、実際にサロンや小物をお買い求めいただけます。

カフェスペースでも引き続きカフェスロー風インドネシア料理を提供しておりますので、ぜひ、ご来店の際に、食文化と合わせてお楽しみいただければと思います。

皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。

ギャラリー詳細:http://cafeslow.com/event/gallery/8923/
お食事のご案内:http://cafeslow.com/menu/8993/

Proyek Pelangi/プランギプロジェクト

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